脂肪肝 消化器疾患

概要
脂肪肝とは余分な糖質や脂質が中性脂肪に変わり、肝臓に中性脂肪が蓄積された(脂肪が肝臓全体の30%以上を占める)状態です。食べ過ぎ、運動不足などによって発症します。成人の検診受診者では約30%にみられるとも言われています。脂肪肝を放置すると肝機能の低下や肝炎・肝硬変などの深刻な病気に進展します。脂肪肝は、アルコール性脂肪肝と非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の2つに分類されます。1日の飲酒量がエタノール換算で30g以下(女性は20g以下)の方がNAFLDとなります。NAFLDは、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)になると、5-10年の経過観察で5-25%の方が肝硬変への進行がみられます。肝硬変へ進行すると、肝不全や肝臓癌を発症します。

検査
・血液検査(血小板数、アルブミン、肝機能、肝線維化マーカー、FIB-4 indexなど)
・腹部エコー

治療
・食事・運動療法による減量。
・ピオグリタゾン、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬、スタチン、ビタミンEなど基礎疾患に応じて適宜使用する。

参考:日本消化器病学会、日本肝臓学会:NAFLD/NASH診療ガイドライン2020

その他の消化器疾患
胃・十二指腸潰瘍/胃食道逆流症(GERD)/慢性胃炎/機能性ディスペプシア/ヘリコバクターピロリ感染/過敏性腸症候群(IBS)/膵炎/膵嚢胞/胆石症/胆嚢ポリープなど

※内視鏡検査は提携医療機関に紹介して行っています。

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