高血圧・尿酸・痛風

高血圧要点
年齢、生活習慣、遺伝、ストレスなどで血圧は徐々に上昇し、気づいたら、140/90mmHg以上が持続するようになり、高血圧と診断されます。放置すると、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中、認知症などを引き起こし、死亡リスクも上昇することが知られています。高血圧には、別の病気などが原因でおこる二次性高血圧も含まれています。隠れている腎臓病、原発性アルドステロン症、睡眠時無呼吸症候群、腎動脈狭窄、薬剤の影響などを調べる必要があります。

検査
血液検査(腎機能、レニン・アルドステロン、各種内分泌機能検査など)
尿検査(血尿、蛋白尿など)
画像検査(動脈硬化の評価など)
睡眠時無呼吸症候群検査
眼底検査(眼科紹介)

治療
食事指導、運動指導、禁煙、良質な睡眠
降圧薬;カルシウム拮抗薬、ARB、利尿剤、βブロッカー


高血圧オンライン診療
当院では、オンライン診療を利用した高血圧外来も行っております。初診からでもオンライン診療が可能となりました。

高血圧オンライン診療には、自費診療と保険診療があります。 最近、広告でよく見かける自費診療の高血圧オンライン診療は、月額4,950~6,000円程度で利用できるようです。合併症のない安定している方であれば、こちらも利用しやすいかもしれません。 一方、当院で実施している保険診療の高血圧オンライン診療は以下のようになります。 初診は1000円(3割負担)、再診は400円(3割負担)程度です。 上記に薬代が別途かかります。高血圧の薬代は後発品を使えば、1ヶ月分で90円~600円程度(3割負担)です。 高血圧治療は継続する必要があるので、医療費を抑えることも重要です。

~当院の高血圧オンライン診療の流れ~
◎直近のお薬手帳、健診結果、検査結果などがあれば、事前に共有をお願いします。

当院は、高血圧の診療を専門とする医師(循環器専門医、腎臓専門医、内分泌専門医)が在籍し、厚生労働省に認可された「高血圧アプリ」を用いた最新の治療にも対応しています。
高血圧アプリとは?

※心臓、脳血管、腎臓、糖尿病などの合併症がある方は専門医にご相談することをおすすめします。
※オンライン診療でも対面診療や検査が必要と判断する場合があります。


尿酸・痛風概要
高尿酸血症は痛風、尿路結石、腎臓病のリスクだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクにもなりうることが言われるようになりました。血液検査で尿酸が高値の場合、患者さんの病歴やリスクに合わせて治療を検討する必要があります。高尿酸血症の病態としては、腎臓における尿酸排泄効率が低下した「尿酸排泄低下型」と腎臓に対する尿酸負荷が増大し、血清尿酸値の上昇をきたす「腎負荷型」があり、さらに腎負荷型には、尿酸産生が過剰になった「尿酸産生過剰型」と腸管からの尿酸排泄が低下した「腎外排泄低下型」があります。9割程度の患者さんは尿酸排泄低下の素因があることが知られています。つまり、血清尿酸値の上昇のほとんどで尿酸排泄低下が関与していることになります。

検査
・血液検査(尿酸値、腎機能など)
・尿検査(尿中尿酸値、血尿、蛋白尿など)
・超音波検査、CT検査(腎形態、尿路結石の評価など)

治療
<尿酸降下薬の開始基準>
1.血清尿酸値>7.0mg/dLで、痛風関節炎や痛風結節の既往がある場合。
2. 血清尿酸値≧8.0mg/dL、<9.0mg/dLで腎障害や尿路結石などの合併症がある場合。
3. 血清尿酸値≧9.0mg/dLの場合。
食事療法や運動療法が基本です。既往や合併症で治療が必要かを総合的に判断します。

<痛風発作をおこした時>
NSAIDs(ロキソニンやボルタレンなど)を使うことが多いですが、腎機能低下がある場合はステロイドを使うこともあります。痛風発作の炎症が治まってから、尿酸を下げる治療を開始します。

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