糖尿病・脂質異常症

要点
糖尿病は膵(すい)臓から出るインスリンというホルモンの働きが不十分となり、血糖値が上昇する病気です。放置すると、血管が障害され、腎臓病、心臓病、眼の障害、足の切断など重大な合併症を引き起こします。のどが渇く、尿が多い、体重減少、眼の症状などで見つかることもありますが、健康診断や人間ドックなどで血糖値が高いと指摘されることが多いです。

病名
2型糖尿病、1型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病、妊娠糖尿病、膵性糖尿病、ステロイド糖尿病など

検査
血液検査(血糖値、HbA1c、インスリン、Cペプチドなど)
尿検査(尿糖、微量アルブミン尿など)
画像検査(悪性腫瘍スクリーニングなど)
持続血糖測定器(フリースタイルリブレなど)
眼底検査(眼科紹介)

治療
食事指導・運動指導による体重コントロール
禁煙、良質な睡眠、フットケア
経口血糖降下薬:メトホルミン、SGLT-2阻害薬、GLP-1受容体作動薬など
注射薬:GLP-1受容体作動薬、インスリンなど

要点
中性脂肪やコレステロールが高い病気です。心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患のリスクとなるため、患者さんの年齢、性別、喫煙などの背景や合併疾患によって、LDL-C、TG、HDL-C、non-HDL-Cの管理目標がそれぞれ定められています。脂質異常症の中には、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、原発性胆汁性胆管炎、クッシング症候群など別の病気が隠れていることもあるので、初回の診断時には注意が必要です。また、家族性高コレステロール血症はより厳格な管理が必要であり、早期に診断することが重要です。

検査
血液検査(LDL-C、TG、HDL-C、non-HDL-Cなど)
画像検査(頸動脈エコーなど)

治療
食事指導、運動指導、禁煙、良質な睡眠
薬剤としては、スタチン、フィブラート製剤、小腸コレステロールトランスポーター阻害薬(エゼチミブ)、陰イオン交換樹脂(胆汁酸吸着薬)、プロブコール、PCSK9阻害薬、N-3系多価不飽和脂肪酸(イコサペント酸エチル(EPA)、ω-3脂肪酸エチル(EPA/DHA製剤)など)などがあり、個別に選択します。

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