呼吸器内科

当院には呼吸器専門医が在籍しています。
一般内科・呼吸器専門外来:火曜午後(14時~19時)

呼吸器の病気には、喘息(ぜんそく)、肺気腫(COPD)、気管支炎、肺炎、肺がんなどが含まれます。当院では、呼吸器専門医が胸部レントゲン検査や呼吸機能検査(肺機能検査・スパイログラム)、血液検査などで評価してフォローすることが可能です。
※胸部CT検査は提携医療機関ですぐに撮影できます。

呼吸器疾患の症状にはどんなものがありますか?

長引く咳(せき)、痰(たん)、痰に血が混じる、息切れ、ヒューヒューする、呼吸困難感、胸部圧迫感などの症状が出た場合には、呼吸器疾患の可能性があります。 新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの感染後の咳(せき)が長引く方も多いので、お悩みの方は呼吸器専門医がいる当院に一度ご相談ください。
※健診でレントゲン異常を指摘された際には無症状でも精査が必要となることがあります。

呼吸器疾患にはどんな病気がありますか?

呼吸器感染症(肺炎、インフルエンザ、COVID-19、結核、非定型抗酸菌症など)
肺癌
慢性閉塞性肺疾患(肺気腫・慢性気管支炎)
気管支喘息・咳喘息
自然気胸
間質性肺疾患(間質性肺炎)
特発性間質性肺炎
肺好酸球性肉芽腫症
急性好酸球性肺炎
睡眠呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群など)

呼吸器内科医が専門とする診療内容は?

当院の禁煙外来

現在、チャンピックス(バレニクリン)の出荷停止が続き、欠品状態です。そこで代わりのニコチン代替療法として、当院ではニコチンパッチを用いた禁煙外来を行っております。
※現時点(2023年7月)では、チャンピックスでの禁煙外来の再開は未定です。

保険診療で禁煙外来を行う上での条件が以下の4つとなります。
①ニコチン依存のスクリーニングテストの結果が5点以上で、ニコチン依存症と診断
②【35歳以上※】ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
※35歳未満は2016年4月から上記条件は必要なくなった。
③直ちに禁煙することを希望
④禁煙治療について説明を受け、その禁煙治療を受けることを文書により同意

治療スケジュール

1:初回診療:ニコチンパッチ(大)14枚処方
2:再診(2週間後):ニコチンパッチ(大)14枚処方
3:再診(4週間後):ニコチンパッチ(中)と(小)14枚ずつ処方
4:再診(8週間後):処方なし
5:再診(12週間後):処方なし
※保険診療(3割負担)で上記の合計5回分の診療費は約20,000円です。

当院の睡眠外来

当院では、簡易検査から精密検査まですべて自宅での検査が可能です。どちらも寝る前に装着するだけで簡単に検査が可能です。検査結果をもとに、CPAP療法など最適な治療方針をご提案します。

睡眠時無呼吸症候群とは?

・睡眠中に1時間当たり5回以上の無呼吸・低呼吸が発生している
・日中の眠気などの症状がある場合に診断されます。
*無呼吸:10秒以上の呼吸停止後、酸素飽和度(SpO2)が3%以上低下
*低呼吸:10秒以上の呼吸フローが30%以下になった後、SpO2が3%以上低下

成人男性の3~7%、成人女性の2~5%程度に見られる比較的頻度の高い病気ですが、睡眠中の無呼吸やいびきによって良質な睡眠が妨げられ、日中の過度の眠気による事故などにつながりやすいことが大きな問題となっています。

また、睡眠中に体内の酸素量が不足しがちになることで全身のさまざまな部位に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中など命に関わる合併症や夜間の突然死などを引き起こしやすくなることもわかっています。

気道が狭くなったり閉塞したりする主な原因は、肥満による首や喉周りの脂肪です。首周りの脂肪は仰向けの状態で横になると重力にしたがって気道を圧迫するため、上気道のスペースが狭くなるのです。そのほかにも生まれつき舌や扁桃、アデノイドが大きかったり顎自体が小さかったりすることで、横になると舌根沈下等が生じやすくなることも大きな原因となる場合もあり、その場合はマウスピース治療その他の治療が必要となりますが、多くは肥満によるものであるため、減量を目指した食生活の改善や運動習慣の定着などの生活指導を行っております。
※必要に応じて耳鼻科とも連携し、上気道の評価を行います。

診療案内へ戻る
よくあるご質問
よくあるご質問
企業・団体の方へ
企業・団体の方へ

Access
アクセス

WEB予約

〒102-0074 東京都千代田区九段南1丁目6−5
九段会館テラスB1F

東京メトロ・都営地下鉄/ 九段下駅 徒歩1分
東京メトロ・都営地下鉄/ 神保町駅 徒歩9分
東京メトロ・都営地下鉄・JR/ 飯田橋駅 徒歩11分